Answer

建物
A1.
過去における災害の状況や、実績をもとにつくられた建築基準法にもとづいた耐震設計を行っております。


A2.
1階の耐震壁を厚くしたり、柱の断面寸法を大きくしたり2階床の大梁の断面寸法や地中梁の断面を大きくして剛性のバランスを保つなどして、現在の耐震基準は全て満足しており、震度6程度の地震にも十分耐える建物です。


A3.
工事については、公共住宅建設工事共通仕様書の基づいて施工しており、砂の塩分についても基準が定められていることから事前に試験を行い、適合したものを使用しています。


A4.
バルコニーは、火災時の避難通路となりますので設置できません。


資金計画
A5.
建物の構造、規模によって異なりますので詳しくは、お問い合わせください。


A6.
はっきりしたことは分かりませんが、だいたい10〜15万くらいになると思います。
又、6年後からは建物にかかる軽減措置がなくなりますので、18〜23万くらいになると思います。


A7.
公庫申込にともなう保険料、保証料などや、登記等諸費用、引越代、照明、カーテンなど含めて、だいたい200万くらいをお考えください。


ドア
A100.
玄関ドアは防火扉の役目も果たします。閉まりが悪いと万一の場合に危険です。
●ドアが閉まらない...ビスを締め直す
ちょう番のビスがゆるんでいて、ドアが下がっている場合がほとんどです。 ビスをしっかり締め直してください。 それでもダメな場合やちょう番自体が変形してゆるんでいる場合は、専門業者に依頼して早急に取り替えましょう。
●ドアがおもい...油をさす
ちょう番の油不足が原因です。 ちょう番の芯棒部分に少量の油をさすと軽くなります。 ドアを開けっ放しにするため、ドアの下に物をはさんだりするのはやめましょう。 ちょう番やドアクローザーをいためる原因になります。


A101.
ドアを自動的に開閉するドアクローザー、 日頃から油をさすなどのお手入れを。
●スムーズに閉まらない...ネジを調整
ドアが急激に閉まったり、スムーズに閉まらないときは、速度調節ネジがゆるんでいることがあります。 この調節ネジは上下2カ所あり(1カ所の場合もあります)2段階で調節できます。


A102.
応急処置をしてもだめなときは、専門業者に依頼してください。
●カギがはいらない場合
カギの差しこみが固いとき、応急処置として、カギに鉛筆のしんの粉をつけると滑りがよくなります。 カギ穴に油をさすことは、かえって故障の原因になります。
●応急処置をしてもだめな場合
ホコリとすり減りが主な原因です。 カギは分解掃除ができませんから、取替を専門業者に依頼してください。


A103.
ムリをしないで、専門業者に依頼してください。
●窓が開きにくい
戸車がこわれている場合がほとんどですが、レールがまがっていることもあります。 戸車を取替えればいいわけですが、一般の方にはむりですから、専門業者に依頼してください。
●ドアが開きにくい...ちょう番調節
ちょう番のネジがゆるんでいる場合、締め直します。 ちょう番自体が変形している場合には、おなじものと取替えてください。 それがない場合やドアそのものが変形している場合、一般の方では直せませんので専門業者に依頼してください。
●木製引き戸が固い
建物の完成当時は、建具もなじんでいないことが多いため、ドア、フスマ、障子などの開けたてが幾分固いことがあります。 これはしばらく使いなじんでくれば軽く開閉できるようになります。 フスマや障子が固いときは、ろうワックスを少量、溝にこすりますと滑らかになります。 またプラスチック製の戸すべりを張りつけると軽く開閉できます。


水まわり
A104.
閉めてもポタポタ漏れる。蛇口修理の簡単手順。
●パッキンの取替え
水栓を強くしめても、ポタポタと水が出てとまらない場合や、水栓から異常な音を発生する場合は、水栓のパッキンを取替えてください。
●ウォーターハンマーについて
水栓の開閉の場合などに給水管から、ハンマーでたたいたような音が出る場合があります。 このようなときは、水栓を静かに操作するようにしてください。 また、パッキンのナットがゆるんでいるときなどに起こりますので、このような場合はナットを強く締めてください。


A105.
排水設備の応急の処置。 生ゴミや廃油などを流さない日頃の手入れが大事。
台所の流しにはトラップという物がついています。これは、生ゴミなどが排水管に流れ込んだり、悪臭が上がってこないようにするものです。 排水が流れにくいときは、ストレーナとワンをはずして、ゴミがたまっていたら取り除いてください。 日頃から生ゴミや廃油を流さないように注意して、時々、掃除するようにしましょう。
●ラバーカップの使い方
ゴミを取り除いてもつまりが直らないときは、ラバーカップを使ってみてください。 ラバーカップは水をためた状態でおこなうのがコツです。 それでも直らない場合は専門業者に頼んでください。


A106.
ゴミの集積装置のない浴室排水口。 日頃の点検を心掛けましょう。
浴室の排水口がつまった場合は、流しと同じようにストレーナとワンをはずし、髪の毛やゴミを取り除き、それでもだめなときは、ラバーカップを使ってください。
●洗面器の場合
蛇口の下などにある、オーバーフロー穴を雑巾などでふさぎ、空気がぬけないようにしてから、水をいれ、ラバーカップを使ってください。


A107.
●トイレの水が止まらないとき、出ないとき
トイレの水が止まらない、また水が出ないなど、主な原因はロータンクにあります。 まず、止水栓を閉め、ロータンクのフタを持ち上げてはずし、原因を調べましょう。 原因によって処置が違います。
●便器がつまったら
止水栓で水を止め、排水口を全部ふさぐようにしてラバーカップを押しつけ、いきおいよく手前に引いてみてください。
●便器内に汚物が逆流したときは
トイレのつまりや逆流はほとんどが、トイレットペーパー以外のものを流した場合に起こっています。 トイレットペーパー以外のものは、絶対に流さないでください。 ラバーカップによる処置を数回やってみてもだめなような場合は、専門業者に依頼してください。 汚水管がつまって流れなくなったり、あふれたり、その他、汚水管に異常があると思われる場合には、 上下階の皆さんに使用を中止してもらい、直ちに管理者へ連絡し、その指示に従ってください。

■トイレの水が止まらない
点検した状況 症状・原因 処置
浮き玉が外れている ロータンク内の水位が上がり、オーバーフロー管にあふれた水が流れ込んでいる。 鎖を持ち上げてロータンク内の水を抜き、浮き玉を支持棒にねじ込む。 浮き玉が外れていないので、浮き玉を持ち上げても水が止まらない場合は、 ボールタップ弁のパッキンが磨耗しています。 専門業者に交換を依頼してください。
鎖がからまって浮きゴムが浮いている ロータンクの底の排水弁から水が流れており、鎖がからまって浮きゴムが持ち上がっている。 鎖のからみを直し、浮きゴムをきちんと排水弁にかぶせる。
浮きゴムが外れている 浮きゴムをオーバーフロー管に固定している部分が外れている。 排水弁にかぶさるように止め直す。 このとき、浮きゴム自体が老化しているようであれば、新しいものと取り替えてください。 浮きゴムは、金物店や水道設備の専門店などで手に入ります。

■トイレの水が出ない
点検した状況 症状・原因 処置
ロータンク内に水がたまっていない 浮き玉がひっかかっている。 取りつけ位置を調節して、浮き玉が自由に動くように調節する。
ロータンク内に水がたまっていない 浮き玉がひっかかっていない場合は、止水栓が閉じている、またはボールタップの故障。 止水栓を開ける。 それでもダメな場合は専門業者の修理を依頼。
ロータンク内に水がたまっている 鎖が切れている。 新しいものと取り替える。鎖は金物店や水道設備の専門店などで手に入りますが、応急処置として針金やビニールひもで一時代用できます。 鎖を取り替えるときのコツは、鎖に2cm程度のあそびを設けること。



A108.
大雨による浸水などに注意。対策は早めに...。
バルコニーの床の排水口(ドレイン)や、外回りのサッシ敷居の水抜きがつまらないように、日頃から掃除しておいてください。ゴミがついたまま放置しておきますと、水はけを悪くし、室内や階下の住戸に浸水する原因となります。またバルコニーなどにあるものは吹き飛ばされないよう処置しておきましょう。
また飛来物によってガラスが破損しないよう、ビニールテープまたはガムテープなどをガラスとサッシ枠が一帯となるように張りつけてください。
マンションにおける被害は、開口部のわずかな隙間から侵入した雨水によるものがほとんどです。したがって、隙間をビニールテープまたはガムテープなどで目張りし、敷居部分には雑巾などを詰めこんで、敷居の上端から雨水の侵入を防いでください。また、万一の侵入に備えて家具類など大切なものを窓際から離して置いた方がよいでしょう。


A109.
非常時に備えて、小型消火器、消火剤を装備しましょう
鉄筋コンクリートの建物は、延焼する恐れはありませんが、もしご近所で火災が発生した場合は、バルコニーに置いてある洗濯物などの可燃物を室内に居れ、窓や出入口の扉を閉め、火や煙が室内に入らないようにしてください。
もし自分の住戸から出火した場合は、その出火の原因が油類なら、布団などで火を覆って空気をさえぎると消えます。電気器具や電線からの場合は、分電盤のブレーカーをきってから、水をかけてください。消火が不可能と思ったときは直ちに119番へ通報してください。
家庭用の小型消火器、消火剤をぜひ用意しておきましょう。また使用方法を必ずマスターしておき、非常時に備えましょう。


A110.
ドアスコープ、ドアチェーンを活用。油断は禁物、戸締まりは厳重に。
カギを盗まれたときや、住所のわかるものと一緒に落としたとき、あるいはどこで紛失したか不明なときなどは、紛失したカギを使われるおそれがありますので、錠前の取換えをおすすめします。


A111.
揺れを感じたら、落ち着いて火の始末が第一。
鉄骨・鉄筋コンクリートの建物でも、地震の場合はかなり揺れる感じがしますが、倒壊するおそれはありません。
あわてて外へ飛び出すとかえって危険です。地震を感じたら、落ち着いて、まずガスなどの火の始末をしてください。
日頃から物の置き方などは倒れたり落ちたりすることがないように、注意して地震に備えておきましょう。
地震や火事の際は、エレベーターは使用しないでください。


A112.
逃げ道に物を置かないように注意。避難通路は常に確保しておくこと。
非常の場合、廊下や階段、バルコニーは重要な避難通路となります。避難通路は、2カ所を常に確保するように、私物などを置かないように注意してください。
バルコニーに各戸間の仕切板がある場合はこれを破ってお隣へ、垂直避難口がある場合は下の住戸へ避難できます。 したがって、避難の妨げになるような大きな物は置かないようにしてください。いずれにしても、常日頃、ご家族や近所の方と、非常の場合の避難方法について、話し合っておくことが大切です。


お客様からの質問



Q120.社屋での分煙
 住宅供給公社を訪問しましたが、1Fの廊下と3Fのカウンター付近でタバコの臭いがしました。
 私はアレルギーもあり、タバコの煙を吸うと苦しいのです。執務室で吸われている事はないように見受けられましたので、横から流れてきているのかも知れません。適切な分煙がなされるようお願いします。

A120.
 本公社での喫煙については健康増進法の趣旨を踏まえ、社屋内では全面禁煙としています。喫煙場所については、1階の屋外駐車場、2階・3階の屋外ベランダを喫煙場所として、非喫煙者の方への配慮を施しているところであります。
 今回のケースは、通用扉からタバコの臭いが流入したものと思われますが、ご不快な思いをさせましたことを、お詫び申し上げます。
 今後は、喫煙時の閉扉を徹底するとともに、1階の灰皿設置場所についても通用扉から遠ざけ、受動喫煙の防止に努めてまいります。
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【お問い合わせ】福岡市住宅供給公社 事業部 総務課 TEL:092-271-2571 FAX:092-291-7350



Q121.社屋での分煙
 3階の講堂の市営住宅申し込みの際、3階のエレベーター前でたばこの臭いがしました。
きちんと分煙できていないのではないでしょうか?
H22.05.13郵便にて

A121.
 3階のエレベーター前でのたばこの臭いにより大変ご不快な思いをさせ申し訳ありませんでした。
今回のケースは、ご指摘のとおり職員が事務室内で喫煙したものでした。
公社社屋内での全面禁煙が職員全員に周知されていなかったため,直ちに公社社屋内の職員に「公社社屋内での全面禁煙」を周知しました。
 また、3階においてはベランダでの喫煙を周知するとともに、ベランダからたばこの煙が室内に流れ込まないように、閉扉の徹底を充分注意して喫煙するよう指導して、受動喫煙の防止に努めて参ります。
ご理解のほどよろしくお願いします。 福岡市住宅供給公社 理事長
【お問い合わせ】福岡市住宅供給公社 総務課 TEL271-2571 FAX 291-7350